ある名簿に掲載するため酷暑の先日、写真館に撮影に行った。
パスポートサイズ2枚が必要。普段ならそのあたりの自動写真
700円で済ませるところだが、笑顔で多少はよさげに見せようと
プチ贅沢をした。
ネクタイと上着を持参し、事務所の近所の老舗写真館へ着くと汗だく。
用件を伝えネクタイを締めようとすると、
お嬢さんがすぐに冷たい飲み物を持ってきて
「汗がひいてからにしましょう」と心遣い。
店主は撮影準備のそぶり。こちらもゆっくりと身支度ができた。
いろいろ気をつかってくれて撮影完了。
仕上がりは多少の修正もしてくれるとのこと。
仕上がりには4,5日かかるとのことだが、早目にできたら
連絡をくれるとのこと。私専用の番号が作成され
次回からは電話1本でその番号を言うと焼き増しを
しておいてくれる。10枚で1枚サービス。
いろいろこんな写真もやってますのでご入用の際はぜひ
とやさしい笑顔。
お店を出る瞬間、「暑い中ありがとうございました。またご利用下さい。」の一言。
忙しい中のひとときでしたが、とても自分が丁寧に扱ってもらった感があった。
私は写真が必要で出かけたわけだが、
床屋さんかスパが終わって出てくるような爽快感を感じ、
高級ホテルのサービスを受けて出てくるような気持ちになった。
サービス、接客、気配りなど老舗のすばらしさであろうか。
私がお支払いしたのは撮影料とプリント代であるが、
それ以外のサービス部分について御代をお支払いしたくなる。
料金はもちろん700円より高いわけであるが
写真を撮ってもらって満足感を得るということは
お金では買えないことだ。
あの老齢の店主にまた写真を撮ってもらいたいと思った次第である。
写真の出来上がりは明日だが、元の顔がもとだけに修正技術にも限界があろう。
実物よりもよく見えることもあるので楽しみではある。
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